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〈新時代宝箱〉№0002 「目指す事業・施設」 令和元年2019年8月1日(木)

副会長 染谷 雄一   


目指せ理想な職場づくり、こんな就労支援事業所を作ろうと思っています。
障害を持った人たちが協力し合って新しい生産性を上げられる。働き方改革ができる仕事場作りを考えていきましょう。
国も農福連携を柱に雇用不足の解消、働き手の確保に向かって努力しています。商福連携、工福連携などの言葉もどんどんできて障害者活躍の場所が増える事を願います。
働きたい障害者を働ける場所づくりを心のバリアフリーでユニバーサル就労支援事業所が出来たら良いと考えます。

● 就労継続支援事業とは

通常の事業所に雇用されることが困難な障害者につき、就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業の事を言います。
雇用契約を結び利用する「A型」と、雇用契約を結ばないで利用する「B型」の2種類があります。
A型とB型の大きな違いは雇用契約が有るか無いかです。
事業・作業で得られた利益は賃金・工賃としてすべて利用者に支払われます。
定員は、一般的には20名で行われますが最低10名からでも事業は登録ができます。

● 障害にあった仕事(昔から多く行われている仕事)

視覚障害(目が不自由)な方は、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(国家免許)治療室

聴覚障害(耳や言葉が不自由な方)理容師(国家免許)理髪店

肢体障害(足や手が不自由な方)HPプログラマー・HPデザイン・彫金・設計

知的障害(知的機能に制約がある方)飲食店の配膳・調理・パン製作・販売・軽作業・農作業

精神障害(心の悩みがある方)特性にあった仕事、受付・清掃・調理・販売・農作業
● こんな就労支援事業所

定員20名で行う就労支援事業所「ユニバーサル活躍サロン夢」
鍼灸マッサージ治療室(3~5名)・理髪店(2~3名)・軽飲食店(5~8名)・軽作業場(7~10名)
店舗広さ:総面積100㎡(30坪)~150㎡(45坪)
・〈作業室〉鍼灸マッサージ治療室 1台ベッド6.6㎡(2坪)×3~5台=20~33㎡(6~10坪)待合・受付6.6㎡(2坪)
・〈作業室〉理髪店 1台ユニット9.9㎡(3坪)×2~3ユニット=20~30㎡(6~9坪)待合・受付6.6㎡(2坪)
・〈作業室〉軽飲食店 調理室30㎡(9坪) 飲食スペース30㎡(9坪)
・〈作業室〉軽作業所 作業スペース33㎡(10坪)
・〈相談室〉相談スペース6.6㎡(2坪)
・〈休憩室〉スタッフ休憩スペース9.9㎡(3坪)

就労支援事業所20名モデル店舗図面 架空の図面になりますので設計・行政機関との確認をお勧めします。 ※地域、設備等で行政・消防・保健所等の指導や確認は準備いたしましょう。
※一部の内容を組み合わせて利用者に多くの仕事作業を提供できるようにご参考にしてください。
※参考例がありましたらお気軽にご連絡ください。

★施設を活用してこんな事もできるかも!

・卒後研修場所、開業者の経営研修場所としての活用
・飲食店を活用して、子供食道や高齢者食道・食育教室など
・地域高齢者や・障碍者の交流サロンなど
アイデアで多くの方の利用と生きがいの場所づくりになりますね。

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