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流山市視覚障害者協会からのお知らせ令和5年9月号

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令和5年9月1日(土)発行   


流山市視覚障害者協会からのおしらせ 通巻748号



表紙写真はカラーで、曼珠沙華(彼岸花)2点とサギ草1点で構成され、タイトルは「あつか ぜ」となっています。
暑い暑いで8月が過ぎていきました。環境の変化で自然界も予測がつかない事が起きるように なりました。今は海水の温度が上昇している為、台風に発達する件数が増えているそうです。 すでに今迄経験しない台風進路がU ターンして大きな被害がでた記憶が新しいと思います。
9月は防災により一層気持ちを向けて生活していきましょう。

1.会長挨拶

 みなさま、いつもありがとうございます。暑さにお疲れ様です。今までにない暑さ、最高気温更新と毎日熱中症アラートと、どうしてしまったのかと慌ててしまうかと思います。
 そんな時こそ会員同士で声かけ活動をしてまいりましょう。支援者のみなさんとも声をかけあって暑さ対策、きちんとできているかの確認をして、次の会報を楽しみに読めるよう・聞けるようにしてくださいね。
 目が不自由でも声をかける事はできます。相手を気遣う事もできますので、家族の方々と声をかけてちょっとした変化に気が付けるようにしていきましょう。水分補給も大切ですが、ビタミン・ミネラルも大切です。気になる血圧・血糖値などがある方でも、この時期は少し取った方が良い場合もありますので、不安があったら相談してみてくださいね。
 日頃から「飴ちゃん」を持ってお出かけする事をお勧めします。災害・防災の備えもいつもの生活と共に考える事が必要です。ちょっと余裕を持った行動をしていきましょう。
 出かけた時は、お土産を買うと困った時の助けになると言われます。ちょっとみなさんも想像してみてくださいね。桃太郎のお話の「きびだんご」にどんな効果があったかを考えてみると良いですね。何かちょっとできる事探しをしてみると、何か良い方向に向かっていきますね。良い風をみんなでふかして良くできるように行動していきましょう。
 そろそろ、スマホやiPhone(アイフォン)なども検討してみてくださいね。新しい情報をつかむ便利なものになります。使っている人も易しい使い方を伝えて、さらに多くの使い手を増やせるように努力してください。 9月・10月は、体づくりと心づくりの定例会です。みなさんと共に良い方向に向かう定例会ですので、ご参加ください。みなさんと声を直接交換できる楽しい定例会活動になりますのでご参加ください。
 まだまだ今年は気温の高さが続くようですので体調管理には気を付けてお過ごしください。
令和5年8月20日 記


2.7月定例会報告

日時:7月21日(金)10:00~15:00
場所:障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)
送迎:在り
参加:全体・26人/会員・12人、支援者・14人
(講師ほかサポーター:7人、ガイドヘルパー:3人、ボランティア:4人)

 午前は、横須賀市立美術館から借用した「谷内六郎の点図」4作品の音声ガイドを聞きながら点と線で浮き出された風景や人物など描かれた内容を触察しました。
 横須賀市立美術館の立浪さんが来訪され、段どりのサポートをしていただきました。早朝から遠路ありがとうございました。

●7月定例会午前の谷内六郎の点図に触れる会について
7月の定例会で谷内六郎の絵画を音声解説と点図で鑑賞する催しを開催しました。視覚に障害を持つと、絵画の鑑賞することなどもうできないと、あきらめてしまう方が多くいます。でも点図と音声解説を合わせ、想像力の翼を広げることにより絵画の鑑賞も可能なのです。できるんですね。見えないけど音声解説があり、点図を触ることで鑑賞できました。限られた時間で、いろいろと制約ある中で、みんなで鑑賞できたのはすごいことだと思います。
 今回、横須賀美術館が貸し出しをしてくれました。それも館外で点図と複製画、音声解説を使った鑑賞会が開かれるのは、横須賀美術館としては初めての企画でした。また、担当の方が様子を直接見たいとおいでくださいました。
 今回は定例会の中での開催ということもあり、仕方のないことですがもう少し時間をかけ、じっくり触りたいと思いました。しかし、絵画を点図と音声解説で鑑賞する目的は果たせたと思います。改めて今回の企画の実現にご協力いただきました横須賀美術館と担当の立浪さんに感謝申し上げます。そしてこの企画を認めてくれた会長と、感動を共有できた会員と、ボランティアさん皆様の力により実現できたことを重ねて感謝いたします。皆様にありがとうございました。
担当加藤ともこ

感想:
作品に触れ、描かれている内容を指で触れ観察できたことに感動。
絵画観賞など見えない人が作品に触れられる体験会に感謝。
クロックサインを音声解説に採用するなど工夫への提言。

点図に触れる会の写真
点図鑑賞の様子、2人の女性が点図に触れています。
点図鑑賞の様子
点図鑑賞の様子、男性と女性が点図に触れています。男性がプレクストーク(卓上型デイジー録音再生機)に触れています
点図鑑賞の様子
点図鑑賞の様子、男性が点図に触れながら鑑賞しています。もう一人の男性は点図に触れずに鑑賞しています。
点図鑑賞の様子


午後は、流山市役所高齢者支援課職員による「流山みんなのフレイル予防教室」として、フレイル予防の三ポイント
1.社会参加 2.運動 3.食事・栄養・口腔予防が大切である
旨の健康講座を受講。

次に介護度重度化防止推進員(ながいき応援団)として、市民の介護予防のために活動してる特任講師から「長生き100歳体操」の指導を受講。

感想:
フレイルの予防に関する質問など健康で長生きする意義を確認。椅子に座っての運動メニューを体験。
日常生活で動くために筋肉の維持と強化が必要であることを実感。ほかに食事と栄養に関する質問。




3.8月定例会報告

日時:8月18日(金)10:20~15:00
場所:障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)
送迎:在り
参加:全体・30人/会員・11人/講師・9人
(ガイドヘルパー・3人、ボランティア・4人、野田市から傍聴3人)

テーマ「流山市の防災対策の現状について」
 午前:社会福祉課・防災機器管理課が防災について。
 午後:消防・救急担当が加わり、説明後に意見交換。
講演の要旨
 ① 社会福祉課から、市民支え合い名簿の制度について説明。
 ② 防災危機管理課から「暮らしの中の防災」について説明。
 ③ 消防防災課から、119の流れについて説明。


4.これからの予定

*9月定例会
とき  9月15日(金) 10時30分~15時
ところ 障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)
送迎  有
内容  午前:口腔予防と栄養講座
    午後:ギターとフルートのライブ

当会の会員中沢至さんとボランティア後藤さんのお二人でのライブです。来るのは1年ぶりです。楽しみですね。ぜひ応援お願いします。

*10月定例会
とき  10月20日(金) 10時30分~15時
ところ 障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)
送迎  有
内容
午前:運河周辺ウォーキング
午後:全体会議


5.クラブ活動

当会のクラブ活動はSTTとカラオケクラブの2つがあります。コロナウイルスの流行によりカラオケクラブは活動休止を余儀なくされてきましたが、感染予防を考えながらこれから楽しく活動続けたいと思います。ぜひ皆さんも参加お待ちしています。

STT(サウンドテーブルテニス)
STT卓球の練習をします。場所は、障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)です。
日程
 9月 1日(第1金曜)10時から15時
 9月13日(第2水曜)13時から15時
10月 6日(第1金曜)10時から15時
10月11日(第2水曜)13時から15時
10月31日(第5火曜)10時から15時
担当 加藤 090-7820-2085

カラオケクラブ
9月の活動は現在未定で、おおたかの森方面で検討中です。決まりましたらご案内します。
担当 鈴木 090-3312-6790

耳で聞く文芸(流山市音訳グループからデイジーで郵送される内容です)
9月文芸 椋 鳩十編 「小さい小さいこいのものがたり」
10月文芸 吉本ばなな「はーばーらいと」
以上になります。


6.流山市障害者支援課からのお知らせ

1 福祉タクシー券の交付
 身体障害者手帳が1級又は2級等である方に、タクシー乗車時に使用できる福祉タクシー券を交付いたします。1回の乗車につき720円までを運賃に充てることができます。ただし、入院や施設入所となった場合は、対象外となることがあります。

2 代読代筆支援
 障害者総合支援法に基づく居宅介護の支給決定が可能な方であって、単身で生活もしくは同居家族等の状況により、障害の特性から代読代筆が必要である方を対象に、居宅内での代読代筆支援を行います。

3 税金の減免等について

 障害等級など条件はありますが、所得税・住民税控除、自動車税の減免、NHK放送受信料の減免等があります。

4 ちば障害者等用駐車区画利用証制度
 身体障害者手帳の視覚障害が4級以上等の方に、障害者用等用駐車区画に安心して停められるようにすることを目的とした利用証を交付しています。
この他にも各種手当の支給や助成など、条件を満たした場合に受けることができる  様々なサービスがあります。詳しくは市が発行している「障害福祉の案内」をご覧いただくか、障害者支援課までお問い合わせください。

■ 視覚に障害がある方からよくいただく相談事項について
<相談例①>  ヘルパーを使わずに目的地まで自分で行けるようになりたい。
<回答①>
→ 社会福祉法人 千葉県視覚障害者福祉協会で行っている中途視覚障害者自立更生支援事業において、歩行訓練を行っています。申請窓口は流山市障害者支援課となっておりますので、ご利用を検討の場合は障害者支援課までお問い合わせください。<相談例②>  同行援護の利用料金はどれくらいかかるのか。

<回答②>→
 ご利用する時間の長さや、ご利用する方の支援度等により利用料金は変わりますが、30分から1時間未満のご利用で、概ね400円程度です。ただし、非課税世帯の方は、当該サービスの利用料はかかりません。


7.同行援護従業者養成研修受講者募集のご案内

受講者募集のご案内(R5.7.3募集開始)(「あじさい」ロゴ)
千葉県指定・通学(流山市後援)
流山市視覚障害者協会共同開催
資格は日本全国で使えます!
同行援護従業者養成研修
視覚障がい者外出支援の公的資格です
盲導犬ユーザーを含め、当事者の話も沢山聴けるよ!(全日程参加で4名予定)

一般課程 R5.10/1、7、8
応用課程 R5.10/21、22
全て土日です

あじさいの研修はココが違う!
“プロ”の同行援護従業者として、ご利用者様の「安全」と「安心」+「楽しい外出」を支援できるように、現場経験が豊富で、日本視覚障害者団体連合の「資質向上研修会(指導者養成講習会)」での講師経験もあり、一都五県の福祉スクールで教えている講師が、初心者にも解り易く指導を行います。

一般・応用両課程受講 40,000円(優先受付)
※受講後に流山市内の指定同行援護事業所に登録すると、受講料補助あり

一般課程のみ受講
25,000円 20時間(3日間)
どなたでも受講可能 有資格者科目免除なし

応用課程のみ受講
15,000円 12時間(2日間)
一般課程修了者のみ 受講可能

研修会場:流山市生涯学習センター「流山エルズ」
千葉県流山市中110 つくばエクスプレス「流山セントラルパーク駅」より徒歩3分

実施主体
株式会社あじさい
〒275-0001
千葉県習志野市東習志野5-33-12
http://narashino-ajisai.com/
info@narashino-ajisai.com
お申込み・お問い合わせはファックス・ホームページよりお願い致します(お電話はお問い合わせのみ受付)
TEL047-409-6617/FAX047-409-6618



☆ 視覚障害についてのご相談、このお知らせについてのお問い合わせは ☆
流山市視覚障害者協会 会長 染谷 雄一
〒270-0115 流山市江戸川台西1-51-3 (有)もみ太郎内
TEL04-7152-9920 FAX04-7152-9921
URL:https://www.i-partner.jp/nagareyama/
E-mail:y_someya@momitaro.co.jp

当会について